2018年振り返り

総括

今年は仕事の面でも、開発者としての面でも
いろんな出来事があって全体的にものすごく忙しい一年だった(毎年なんですけど)

blog.ytake.jp.net

登壇というアウトプットはしていた一年だったが、
ブログを書く時間を取れなかった。
が、開発に使う言語の比率がいろんな面で大きく割合が変わった。
2017年まで PHP(Hack含む 50%)、Go(30%)、他という感じだったが、 2018年は PHP(ほとんどHack 40%)、Scala(30%)、Go(20%)他と、
やりたかったScalaを選択する時間が増えてきた。
2018年はRDBMSとか所謂LAMP環境の開発がほとんどなくなり、
Apache Hadoop、Apache Spark、Apache Kafka、Apache Solr、Apache Cassandra、
AWSと機械学習、Elasticsearch などなど
とメインで使うものを大規模開発・データ処理系に思考を大きく寄せて、
これまでのいろんな考えを結合させて自分自身の今後あつかう技術を大きく変えた

あとHackのライブラリ作りに集中してた

1月

HHVM/HackのHTTPに関するフレームワークをちょこちょこ作り始めだしたのがこの時期

github.com

腰のヘルニアで入院してからの仕事復帰を果たした。

2月

Developers Summit 2018

Apache Kafkaによるスケーラブルアプリケーション開発 ということで、
2017年のペチコンで話したものをもう少し導入のための知識に寄せて話しました。

デブサミ2018 Apache Kafkaの話 - Speaker Deck

第123回 PHP勉強会@東京

最近のHHVM/Hackという話をした

Laravel JP Conference2019のはじまり

何を思ったのか忘れましたが、ここからLaravel JP Conference2019開催になりました。
開催に向けて色々協力していただいた皆さん、
スタッフに応募してくれてくださった皆さん、
スポンサー企業の皆様、
本当にありがとうございます。

3月

Laravel Meetup Tokyo Vol.10

10回目をやっと開催。。。 PHPerKaigi2018と続いてPHP週間みたいな感じで開催。
すごい盛り上がった回

PHPerKaigi2018

Hackで作るマイクロフレームワーク という話をしました。
Hackの楽しさに気付いて実際に導入したりして2~3年 ずっと話したかったHackのCFPがやっと通って話せた・・・。

Hackで作るマイクロフレームワーク - Speaker Deck

2019年も楽しみです

4月

HHVM/Hack勉強会 Vol.1

PHPerKaigiでも話したし、話し続けていこう!と思って開催
個人的にHackで大好きなShapeの話をしました。
HHVM/Hack ShapeとTypeAssertで堅実なアプリケーション - Speaker Deck

Apache Kafka Meetup Japan特装版@Yahoo! JAPAN

PHPとKafkaの話をした。

Apache Kafka with PHP App - Speaker Deck

Kafka自体の話や事例を聞き自分たちはKafkaの想定の範囲内の用途なんだ、と認識
と同時に設計がミスっていないことを再確認できてよかった・・ 下記の二つの話を聞けたのはよかった

  • "The evolution of Apache Kafka" Mr. Jun Rao
  • ”For Multitenancy; Kafka clusters for everyone at LINE”Yuto KAWAMURA

5月

インタビュー記事が公開されました。
インタビューは当然ジャージ www.rstone-jp.com

6月

PHPカンファレンス福岡2018

Event Sourcing, CQRS For PHP という話をしました。 Event Sourcing,CQRS For PHP Application - Speaker Deck

2017年から取り組んでいるデータ処理系の観点を交えながら、
DDDからの視点ではなくて、データ処理系に近い内容
Ask The Speakerにたくさん来ていただいて楽しかった・・!

7月

発表系の活動などは特にしなかった。が、
アイスタイルのCTOになったのがこの月。
技術面はこれまでも横断的に関わることが多かったんですが、
その技術を推進するための成長をどうやってするべきか、
みたいなマネージメント的な方面からも入り出した時期。
頑張ろう

今年はPHPカンファレンス関西に行けなかった。

8月

この辺りから土日はHackだったりAWS周りの開発をめっちゃする時期に突入し、
イベント登壇後のブログとかを書かなくなり、とにかく開発ばっかり

HHVM/Hack勉強会 Vol.2 初心者特集(予)

資料どっかにいってしまった・・・ Hackの始めた方、という話をした。

9月

builderscon2018

Hackの話をした
HHVM/Hackで得る問題解決力 / hhvm-hack-problem-solving - Speaker Deck

アーキテクチャ ディスカッション Vol.1

発表資料等はなく、アーキテクチャに関して質問したりテーマに沿っていろんな方と話す、
というのをどうしてもやりたくて開催

当日の様子は以下を参考にしてください。
shinkufencer.hateblo.jp

qiita.com

alexander.achanblog.mydns.jp

これに関していろんな方面の方々に来ていただいて、
参加した方々には是非また参加したいとフィードバックがあったり、
いろんな話ができたので来年も数回やりたいと思ってます。

PHPフレームワーク Laravel Webアプリケーション開発 バージョン5.5 LTS対応 本発売

Laravelに関する書籍で自分が執筆した書籍はこれで3冊目
今までのPHP系の書籍になかった内容にしよう、というのと
現場で使えそうなユースケースを交えて、という著者みなさんの思いが詰まった一冊。
執筆期間であろう月日の流れを見ると、
なかなかのハードスケジュールだった・・。

第130回 PHP勉強会@東京

Laravel JP Conferenceの宣伝のみ

10月

明日の開発カンファレンス 2018秋

大きなデータと戦う技術 という話をした 大きなデータと戦う技術 / fighting-large-data - Speaker Deck

アプリケーションの規模に応じて考え方や取り組みを変えていきましょう!という話
パネルディスカッションに参加せていただいて、
組織的な話だったり採用の話だったり、CTOっぽい話をした気がする・・。

11月

AWS Dev Day Tokyo 2018

マイクロサービス周辺技術のトラックで
Event Sourcing+CQRS を活用するスケーラブルアプリケーション開発 という話をした。

PHPカンファレンス福岡で話したテーマを元に、
AWSのサービスを交えたり、PHP要素をなくし、
マイクロサービスアーキテクチャを実践する上で、gRPCなど目に見えるものの裏側のデータの扱いの話がメイン
なんだかんだAWSのイベントに登壇する、というだけでめちゃくちゃ緊張した。
登壇の方々は本当に第一人者といってもいいような方々ばかりで、今までで一番緊張したイベント。
他の方々とgRPC関連の話をしていたところ、ふと思ったのは自分はほとんどAvroとThriftしか使ってないなと思った頃
このあとからgRPC使った画像処理系のAPIとかをAkka HTTPで作りはじめる

12月

PHPカンファレンス2018

PHPとApache Sparkで始めるデータ解析処理 という話をした。
データ処理系の話と機械学習とのつなぎこみとか、実践に近い話の触りだけ。
本当はHackの話をしたかった

Hack and HHVM Advent Calendar 2018

qiita.com

可能な限り書いた。
PHPから大きく分離し始めている今を伝えるのと、
Hackの言語としての魅力を伝えようとしたもの。
たいへんだった

来年

来年は1月から北海道に行ったり仙台に行ったり、
いろんなところに行くので、色んな体験だったりができそうで今から非常に楽しみ。 あとはLaravel JP Conference2019!

conference2019.laravel.jp

LaravelやPHPユーザーは是非お越しください!
いろんなところでも言っていますが、
2回目はやりません。今回のみです。

それとは別に来年はOSS周りのものをリリースする!

  • Apache Kafka PHP製Topic管理、KSQLツール
  • Hackフレームワーク バージョンアップ
  • Hack専用ライブラリ Logger、Elasticsearch周り
  • Hackエクステンション

来年も頑張りましょう