新しいLaravel本
今回下記の書籍を執筆しました
PHPフレームワーク Laravel Webアプリケーション開発
@ex_takezawa @kurikazu @shin1x1 @omoon の四人で書いた #Laravel 本がもうすぐ出ます!5.5 LTS 対応で、機能解説だけでなく、利用例を示した実践的な内容になっています。絶賛、予約受付中なので、よろしくお願いしますー! https://t.co/CnIK6xDhYx
— Masashi Shinbara (@shin1x1) 2018年9月10日
Laravelリファレンス の延長という訳ではなく、
機能解説ではなく、実際に開発を行う上でヒントになるような内容になっていると思います。
Laravelに慣れた次のステップに進められるような内容だったり、
バージョン問わず導入できる内容を心がけました。
今回担当したのは、3章、4章後半、6章、7章と10章です。
全体を通してドメイン駆動設計などは盛り込まず、責務分割や、API設計などの視点がいくつか入っています。
いくつかとりあげてみると・・・
3章
幅を広げすぎないようにMVCとADRのみに焦点を絞って、簡単な解説などがあります。
どちらがいい、という話ではなく開発チームの体制や、長期運用するかどうかなどで大きく変わります。
この先の知識や学習するにはどうしたらいいんだろう、
公式ドキュメントだけの使い方だけではない選択肢の一つとして読んでみると楽しめると思います。
4章後半
レスポンスとミドルウェアが主ですが、
少し前に取り上げられることも多かったSSE(ストリームを使ったレスポンス)だったり、
APIの REST Level 3 / HALの導入方法だったり、
これからのアプリケーション開発に導入することができる内容になっていると思います。
7章
EventとQueueの基本に触れながら、データ分析処理などでも用いることが多いCQRSライクな方法に発展します。
大きなアプリケーションではメッセージングをApache KafkaやAmazon SQS、Kinesis Data Firehose、
RabbitMQなどに差し替えてみてください。
個人的なオススメは後半のテスト関連の9章と11章です!
本書は必ずしも初めてLaravelを使う、という方には難しい内容かもしれませんが、
多くの内容はLaravelに限らず導入できる内容になっています。
アプリケーション開発のヒントとして役立てていただければ幸いです。
おまけ
厚さに注目!