現在進行形で入院中です。
一昨年の年末にも椎間板ヘルニアで10日間程入院していましたが、
結果、今回は前回ヘルニアになった椎間板と別な椎間板でした。
坐骨神経痛は痛い
2019年4月頃から左のケツの下から
太腿の横から前、
左のふくらはぎ、足首が痛み出し
前回の坐骨神経痛よりも痛くなる
ヘルニア持ちでない方はわからないかもしれませんが、
筋肉痛のちょっと質が違うやつがずっと続く感じ
そんななか
6月頭にデータセンターで物理層と闘いがあった。
(コレはまた今度どこかの機会で)
重いものは持っていないのに、
何故か翌日から歩くのも立つのも無理なくらい激痛に。
思えばこの時に救急車呼んでおけばよかった…が、
前回入院時に痛み止め服用しながら安静にしてたなと、
だがしかし一向に痛み引かずに1週間続く。
手すり等につかまりながら歩けるようになり、
日常生活を送るのに不自由ないというレベルではないけど少し回復。
前回入院時と違って痛みの引きが遅いと思い、
近所の総合病院に行こうと思っていたところ
車に乗ろうにも痛みがひどく、
動けない事から救急車で運ばれる事に。
搬送先に近所の総合病院を希望しましたが、
ベッド空きなし、ということで
前回と同じ総合病院へ
そしてそのまま入院となりました。
前回と違うヘルニア
入院後直ぐにMRI。
痛過ぎて20分耐えれるかどうか、自分自身との戦い
MRIの中でイテーイテー言ってましたw
結果、前回のヘルニアは靱帯を突き破ったもので、
痛いけど痛み止め飲みながら安静(保存療法)にしていると、
マクロファージ(白血球の一つ)がよしなに対応して回復するタイプでした。
が、今回は靱帯を突き破らないタイプのヘルニアで、
安静にしててもあまり良くならないタイプでした。
オブジェクト指向的にいうと開放/閉鎖原則に違反したもの
リファクタリング不可!という事で、
手術しかないかも、という結果に
手術以外の選択肢
手術でもよかったんですが、
コレ以外に去年からできるようになった、
ヘルニコアっていう注射をやってみますか?
という話に。
https://www.seikagaku.co.jp/ja/news/news-8922458318854098739/main/0/link/20180731.pdf
靱帯を突き破っていないタイプしかできなく、
一度しか投与できないものだそうで、
コレでダメなら手術ですねぇ、というものですが
試しにやってみる事にしました。
椎間板への注射は痛い
手術室ではなく、レントゲン室というか、
CTを取りながら背骨の横のあたりから
長い注射針を刺して投与する様でした。
うつ伏せになり注射の対象箇所に
マーキングされていました。
この時うつ伏せで足を伸ばす為、坐骨神経痛が痛かった…
そして背中に局部麻酔の注射。
噂には聞いていたけど、奥に差し込んでいくほどに
痛くなり 思わずイタタタタと声が
注射等にはかなり強いタイプなんですが、痛かった。
その後ヘルニコアの注射を刺して対象の椎間板の髄核へ、
つまり椎間板の真ん中に到達する様に
CT取りながら徐々に針を入れていくわけですが、
麻酔は皮膚表面くらいにしか効かないため、
背骨付近にまで到達する頃にめちゃくちゃ重い痛み!!!!!!
予想していた痛みとベクトルが違う痛みに襲われ、
局部麻酔の注射よりも痛い!
ずっとイタタタタタ
全く我慢できない痛み、というわけではないんですが、
重い痛みが背骨、腰付近に発生し、
下半身は坐骨神経痛でひたすら痛い!
痛いしかありませんが、
投与後少しして針が抜かれ一安心。
その後ベッドに戻り横になり昼飯を完食。
投与後は安静以外特にないので、
全身麻酔の手術よりは体への負担がありません。
効果は個人差がありますが、
1-2週間後に効果が出始めて数ヶ月後に完治に向かっていくそうなので、
しばらくは通常の痛み止めを飲みながら安静にする予定です。
ヘルニコアはどこでもできるの?
実は全国どこでもできるわけではないようです。
ある程度の設備があるとかがあるようで、
救急車で希望した最初の搬送先ではできませんでした。
それどころか比較的近所の総合病院は全部ダメ!
エンジニアでヘルニア持ちは結構多いので、
手術ではなくて注射で済むかもしれない、
それを試してみよう!という方は
事前に調べるか、医師に相談してみましょう!
あとこのヘルニコア、結構高額なので
限度額適用認定証を忘れずに。
限度額適用認定証をご利用ください | お役立ち情報 | 全国健康保険協会
現場からは以上です。