laravel/homesteadのCentOS7版のようなbox ytake/gardening というものをatlasで公開しています。
先月このボックスのアップデートを行いました。 CentOSのすぐ開発できるboxが欲しい!という方にはおそらくピッタリでしょう!
アップデート内容
PHP エクステンション追加
このboxには実はかなり多彩なエクステンションが含まれています(!)
大規模アプリケーションで利用されるcassandra、couchbase(最新の4.5対応版)、rdkafka(apache kafka)
など万人向けではありませんが、導入が少し厄介なものに加えて、
microsoft のsql serverがすぐに利用できるようにpdoドライバなども導入してあります。
その中でも、最近利用されるケースも多いv8jsエクステンションですが、
CentOSで利用するにはビルドや導入が結構難しかったりする場合もありますが、
今回のアップデートでエクステンションに追加しました。
CentOSでもサーバサイドレンダリングができるようになりますので、気軽に試すことができます。
含まれているエクステンションは以下の通りです
[PHP Modules] amqp apc apcu bcmath bz2 calendar cassandra Core couchbase ctype curl date dom event exif fileinfo filter ftp gd gettext hash iconv igbinary imagick json ldap libxml mbstring mcrypt memcached mongodb msgpack mysqli mysqlnd openssl pcntl pcre pcs PDO pdo_dblib pdo_mysql pdo_pgsql pdo_sqlite pdo_sqlsrv pgsql phalcon Phar posix rdkafka readline redis Reflection session shmop SimpleXML soap sockets SPL sqlite3 sqlsrv standard Stomp sysvmsg sysvsem sysvshm tokenizer uopz uuid v8js wddx xdebug xhprof xml xmlreader xmlwriter xsl Zend OPcache zlib zmq [Zend Modules] Xdebug Zend OPcache
php-dbgも利用できます
HHVM アップデート
HHVM 3.15 に更新しています。
LTSの3.18が利用できるようになればまた更新します。
MySQL PostgreSQL アップデート
これまでMySQL5.6でしたが5.7へやっとアップデートしました。
5.6から5.7に変わり、初回パスワードなどの対応が面倒くさく、後回しにしていましたw
PostgreSQLは9.5へアップデートしています。
これに伴い、データベースのアカウント、パスワードを下記のものに変更しました。
user: gardening password: 00:secreT,@
Symfony対応
symfonyの開発がすぐにできるようにと対応しました。
対応方法は導入時に配置されるgardening.yaml(or gardening.json)に次のように記述します。
sites: - map: gardening.app to: /home/vagrant/yourProject/public type: symfony
かんたん!
(HHVMで動かす場合は hhvm: true
)
node.js周り
vagrantでの開発環境ということで以下のものをグローバルにインストールしています。
npm install -g typescript npm install -g webpack npm install -g nuclide npm install -g yarn
HHVMに対応しているboxということもあり、nuclideで開発するための環境も一応用意しています。
その他細かい変更
- supervisorの追加
- elasticsearch 5.1アップデート
- couchbase 4.5アップデート
- golang 削除(環境問わず開発できるため削除しました)
RDBMS以外のデータベースの利用方法については、readmeに記載しています
*気づかれていませんが、このboxはNginxとApache HTTP Serverの切り替えができます(!)